アルゼンチンへ 食文化と移住生活

アルゼンチンに渡った父子の日々の刺激と食習慣のこと

【アルゼンチンの公園】PARQUE Chacabucoの朝練 @Emilio Mitre

 

アルゼンチンに行ったら公園に行ってみてほしいと聞いていた。

休日の朝なら空いているっていう絶好の時間帯を選ぶ。

 

 

 

 

1.何とも言えない厳かな建物も見える

 

すぐ隣が大きな教会なのかな。歴史を感じる建物の近くにある公園だけど、今日は朝のトレーニングと散歩を兼ねてやってきた。

 

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まだケガが癒えていない時期の日曜日の朝。家にいても不健康だし、朝だけでも身体を動かしておきたいと思った。朝のうちなら人も少ないから、場所によってはサッカーの練習もできるし。

 

 

2.冬の朝は夜明けも遅い

 

アルゼンチンは5月の終わりだけど、朝明るくなるのは7時半を過ぎたくらいから。日本の冬よりも日の出は遅い気がする。

 


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アルゼンチンの日曜は午前中は人が動かない。そんな生活習慣の理由の片りんは日の出の時間なのかもしれないね。我が家は日曜日にゆっくり寝てるのは勿体ないっていう生活が当たり前の日々だったから、感覚が違うのかも。

 

 

3.まだ寒い時間だけど

 

朝の練習、薄着でも平気で外を歩いてしまう13歳。日本の朝ランの名残でもあるのか、外出で厚着することを彼はしない。寒いせいなのか、夕べから人がいたっていう形跡もないんだよね。


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Parque Chacabuco @Emilio Mitre

 

アディダスのウインドブレーカーにボールケース。メーカーを揃えるつもりもなかったけど、自然にこうなっただけ。オレンジの光で公園の澄んだ空気の感じが伝わってくれるといいんだけど。

 

 

4.静かな公園の様子

 

治安の良くない国だから、夜はあまり外出できない。明るければいいという話でもないのかもしれないが、一応注意して散策する。


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どこからどう見ても、のどかな公園の風景。油断はできないけれど、ジョギングや犬の散歩とか健康的な時間を過ごしている。お年寄りの朝が早いのは日本と変わらないのかもしれないね。

 

 

5.ケガの時の過ごし方

 

ケガも軽症でたった二週間の休みだったけれど、サッカーはチームで活動する以上は焦りがあるのも仕方ないこと。しっかり休むことも親としての役割だったりするんだけどね。


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ケガで無理をすれば治るものも治らない。サッカーが出来なくなるリスクを負ってまでやるつもりもないけれど、どうしてもそこの我慢が難しくなってくる。勇気を出して休むことの難しさをケガで教えてもらった気がする二週間だった。

 

 

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【アルゼンチンのアイスクリーム】三回目の Kainos @caballito

 

お店の方にもそろそろ覚えてもらえてきたかな。

我が家の近所にあるカフェで一息っていう休日。

 

 

 

1.いつも二人で歩く道

 

学校の行き来で必ずここを通過するのが日課。皆さん朝早くからお仕事されている様子で、アイスクリーム屋さんも大変だねって話してる。

 

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Kainos @Caballito

 

今日で入るのは三回目。そろそろお店の人も覚えてくれるのかもしれない。いつも外から手を振ろうって言うけど、覚えられてなければ意味もないからね。あっちからすれば外国人の親子、一度会えば印象には残ると決めつけることにしている。

 

 

 

2.今日はちょっと暖かい週末の日

 

アイスクリームが食べたくなる日。寒くなってきたけど、昼間はぽかぽかしていることも多いので、アイスクリーム屋さんにとっては稼ぎ時ってこと。


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外にはデリバリー用のバイクもあるし、配達も当たり前の文化なんだと思う。家でアイスクリームを注文するほどに言葉をマスターできることを目指したいけど、すぐに来られる場所だしまだまだ先のこと。

 

 

3.今日の注文は

 

13歳はカプチーノにハマる。おしゃれカップと泡のきめ細かい感じが気に入ってるらしく、お店によっても違いがあったりする。


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ここではチョコレートシロップが沈められて提供。アクセントというよりもそれがメインか、くらいの量が底に沈んでいた。何か注文の仕方でどうにかなるんだと思うけど、今日はこれをスタンダードとしていただく。

 

 

4.そして二人でコーヒータイム

 

カフェに行けばWi-Fi完備されていることを知った13歳。何が目的で「カフェ行きたい」って言ってるのかがバレバレっていう話もある。

 


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Cafe Doble 340ペソ

Capiccino Doble 380ペソ (当時1円=0.911ペソ)

 

そうは言ってもカプチーノがそれほど高くなかった。カフェに行くとカプチーノは高いものと認識していたけど、そうじゃないケースもあるんだね。

 

 

5.クッキーもついてくる

 

もれなくお菓子がついてくる。こんな演出もアルゼンチンでは当たり前だってこともわかってきた。ちょっとあるとありがたいなって思う。

 


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お店によってはわかりやすい既製品のお菓子が出ることもあるけれど、そこは知恵を絞っての結果なので良しとする。コーヒーはエスプレッソ系が主流で、すっきりしたペーパードリップを探すのが難しいかも。

 

 

6.ここはアイスクリーム屋さん

 

見ているうちに食べたくなるのも必然ってことになる。注文方法をマスターした以上は自分の意思で決定すればいいんだからね。


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1/4キロ(ウンクアルト)って日本人仲間から教えてもらった単語を駆使して注文。味のチョイスは左からレモン・クッキークリーム・苺系のやつ。種類が数十種類あるから選ぶのが大変だけど、13歳はレモンとしか言わないこだわりの人。

前回ここでレモンの美味しさに気づいてしまったからね。蜂蜜の効いた粘りのあるレモンアイスクリームが13歳にとってのアイスクリームのど真ん中みたいです。

 

 

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【アルゼンチンの11人制】今日は見学でJamon&Queso @いつものグランド

先日のケガで戦線離脱、でも試合は見に行こうって話をしていた。

家にいても退屈なだけだし、そもそも動けるから大丈夫。

 

 

 

 

1.今日は天気のいい日曜日

 

サッカーが無くなると何をすれば良いのかもわからない。家にテレビがないし、テレビがあったところで何が何だか言葉もわからないからね。

 

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朝の登校で通る交差点も今日は交通量もまばら。いつもは薄暗い中を渡る道路も今日はゆっくりの時間帯なので、健康的な画像になった。定点で画像を撮っていくと、季節の移り変わりがわかるから楽しいんだよね。

 

 

2.グランドに到着

 

試合にエントリーされていないけど、集合時間にグランドに到着。早速、試合前のミーティングルームに案内されて、中から歓迎の拍手が聞こえてくる。ハルのケガを励ます拍手だったみたい。


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私服で試合前のアップにも帯同する。ケガで出られないけど、仲間を思う意識は日本もアルゼンチンも変わらないんだなって実感する。観に来て良かったなって思える瞬間だし、逆の立場ならこうありたいって思う。

 

 

3.観戦モードに入る

 

チーム仲間はピッチ内に入っていく。なので、腹ごしらえしながら観戦することにした。丁度、昼食の時間なのでお腹が空いてしまうのはいつものこと。

 


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Jamon&Queso

 

ハムとチーズを挟んだメディアルナ。パンは既製品っぽいけど、フカフカしたメディアルナが罪悪感を超えるほどに美味しい。グランドで食べるからかもしれないけど、今まで食べたものとは別物だった。

 

 

4.他でも良く見かけることになる

 

KIOSKO(アルゼンチンの売店)でも同じものを見かける。完成品として仕入れる既製品なのかもしれない。しかも300ペソ程度(当時1円=0.90ペソ)とさほど高くないのもいい。


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わざわざ半分にカットしてもらった。13歳も気に入ったらしく、半分にする必要もないくらいに食べてくれた。軽いパンって日本っぽさがあったし、久しぶりの感覚だったからすぐに食べてしまっていた。

 

 

5.そして来週から練習再開

 

二週間の安静期間も終わったので、次週から練習に参加することになる。たかが二週間とはいて、調整を含めるともう一週間は助走期間だと思う。


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記念の戒めという意味で、この固定器具はしばらく保管する。石膏で作る様を見ていて親子で目を見合わせたやつ。ギプスかと思ったら首から吊る時に固定しやすいように作ってくれていたやつ。

医者が目の前で作る固定器具。当たり前だけど医者も器用じゃないと勤まらないんだろうなっていう現実を直面してしまった気がする。普通に動けるようになってくれて良かったなって心から思うし。

 

 

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【アルゼンチンの自炊】アルゼンチン風ピーマンの肉詰め

 

ピーマンの肉詰めが食べたいって言う13歳の声に応えたい。

この発想にたどり着いた自分を褒めてあげたいとさえ思う。

 

 

 

1.それはある日のことだった

 

子供にとっては「今日は何が食べたい?」って質問されることが苦痛だという話を聞いたことがあるけれど、「今日の夕飯なに?」に答える側も苦しい時ってある。

 

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我が家の自炊生活は作れるものも限られるので、あまり聞くこともしない。でも、食べたいものは会話の中で聞き逃すまいという気概だけはないわけでもない。

 

2.ピーマンの肉詰めのリクエス

 

アルゼンチンでは手に入らないものもある。そういう時は仕方ないと割り切ることにしているが、今回はちょっと判断の難しいお題をいただいた。


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ピーマンはないけどパプリカならある。小ぶりなピーマンにできるなら、パプリカにもできないことはない。13歳はこの二つの違いを知らず、同じものだと思っていたとのこと。日本で売ってるパプリカよりも安いことは間違いないけれど。

我ながらパプリカをこう切って作るって名案だなっていう自画自賛。しかもこれなら火も通りやすくて、ハンバーグらしさを損なうこともないっていう新発見。

 

 

3.これならお弁当のおかずにもなりそうだ

 

お弁当を作るシチュエーションもそれほどないけれど、こういうパターンで作ることも悪くないとおすすめしてみたい。


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中の肉ダネにはキャベツが混ぜ込まれているので、火の通りが早い。パプリカだって生でも食べられるんだから、失敗がないこともおすすめポイント。むしろピーマンよりも豪華絢爛に見えてきたのは作った本人の贔屓目かもしれない。

だから、翌朝も肉詰めで健康な朝を迎える。我が家の朝食は結構なボリュームを意識していて、胃もたれとの戦いを覚悟の上でいただくというルールになっている。

 

 

4.とはいえ思春期なので

 

小さな小競り合いが避けられない父子生活。言葉使い一つにしても、日本語の乱暴な使い方をされると、過敏に反応してしまうのはアルゼンチンだからかもしれない。


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「オレンジ!」とだけ言い放った13歳。何ともそれに腹が立ったのでオレンジの中にレモンをひと切れ隠して入れてやった。動画見ながら口に運ぶことはわかっていたので、バレることもなく「んん・・」って悲鳴とともに作戦成功。

「テッテレー」なんて言う親もどうかと思うけど、13歳の「知ってたよ」の強がりが聞けただけでも心が洗われた気がしたよ。そんなアトラクションも楽しい父子生活のエピソードだった。

 

 

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【アルゼンチンのカフェ】Greeneat @Caballito

 

このお店が日本ともつながりがあるんじゃないかって噂を耳にした。

何か日本を感じる要素があるのかもって興味本位だったりして。

 

 

 

 

1.そこはこんなお店

 

学校への行き来で通りかかる場所。カフェとフードのテイクアウトを中心に展開するお店っぽい雰囲気。

 

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Greeneat @Caballito

 

空間の作り方とか、どこかアルゼンチンっぽくない雰囲気もある。照明とか椅子・テーブルとかでそう思うのかもしれない。デザイナーの意図を感じることができるレイアウトだという印象。

 

 

2.そこはMini Market

 

物販も積極的に打ち出している。健康食品を打ち出すお店が意外と多いのがこの周辺。そこにアジアンフードがあるってのもちょっとした共通点だったりする。


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スーパーよりも割高、でも付加価値があるという仕組み。飛ぶように売れるというものでもないけれど、こういう需要ってあるんだろうなって思う。どこまで意識を高く持っていて、知識がどれだけあるかってことも重要だけどね。

 

 

3.先に会計するシステム

 

ファストフードと同じ会計システム。チップを考えずに済むから楽ちんなのかもって思ってしまう。(払うべきなのかもしれないけど)


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レジでコーヒーを注文すると目移りさせられるシステム。フードの陳列っていうか、見せ方にはいろいろ工夫を感じるポイントが多いお店。対面のカウンターで注文しやすい感じも戦略として間違いない。

 

4.店内の様子

 

ブリキのトレーが何とも味わいがあって、hay cafeeeeってのも意味は理解できていないけど面白い。紙コップの賛否はあるだろうけど、個人的には悪くないと思う。


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コーヒーもたっぷりサイズですっきり飲めるタイプ。時間がある時はこういうコーヒーをゆっくりと飲みたい。すっきりタイプに安心するのは、自分たちで淹れることで慣れてしまっているからかもね。

 

 

5.今日もメディアルナが

 

小腹を満たすにはメディアルナ。クロワッサンじゃないメディアルナ。もうクロワッサンの記憶を忘れかけている。これが食べたくなる瞬間があるんだよね。


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かといって粗雑じゃないのもいい。ファストフードでは粗雑なメディアルナを見かけることがあるので、そういうタイプじゃないっていう安心感があった。それにしてもメディアルナがすごく安いのってなぜなんだろうか。

 

 

6.好みのタイプです

 

サイズ感といい、食感や甘さといい、好みのタイプのメディアルナ。たっぷりのコーヒーとの相性もいいんだと思う。おしゃれなエスプレッソ系のデミタスなサイズだと、食べるペースが難しくなるからね。


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おやつ替わりに罪悪感なく?食べることのできる味わい。しっかり甘くすることもできるのにそれはしない。むしろ、この生地にハムとチーズを挟むサンドイッチがあるんだから、いろんな需要に対応できる万能選手何だっていう最近の気づき。

 

 

7.これからも気になるお店になった

 

雰囲気もそうだけど、1000ペソ前後のフードの需要も含めてもう少し見ていきたいお店。今回の会計はれたけど、ゆっくりできる客席や価格に優位性がないことのトータルを考えると、また来てみたいって思ってしまうお店。

アプリも入手したし、専用の割引きシステムを利用しながら他のお客様の傾向なども頻度を上げて観察していこうと思う。

 

 

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【アルゼンチンの自炊】週末のシュークリーム

 

またしても週末、恒例のリクエストをいただいた。前回は誕生日だったけど、これが頻繁にあると思うと末恐ろしいとは、まさにこのこと。

 

 

 

 

1.週末の朝から大騒ぎ

 

週末にどこにも行く用事がない。というよりも、ケガのせいで予定がないのは仕方がないとはいえ、ケガをしても食べ盛りなのは逃げられない事実。

 

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「明日は何もないし、シュークリームでも作ろうか」って、作る人の言うセリフだと思うんだけど、食べたいからって人に作らせようってのも13歳の特権。

 

 

2.本当に何もなかったから良いんだけど

 

特に出かけようって気分にもならないし、そもそも観光を目的にアルゼンチンに来ていないので、サッカーがないと何の予定もないのが我が家の現状。


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当然、言い出しっぺにも手伝わせます。なぜなら、これをしないと食べるだけの評論家になろうとするので、作る側のメンタルが維持できなくなるという懸念。例え失敗しても、お互い様の関係を保ちつつ今日も挑戦するのだった。

 

 

3.若干焦げたりしてるものの

 

ちょっとだけ我が家のオーブンの癖がわかってきたかもしれない。使わないとわからないんだよね。決して新しいオーブンじゃないから扉もちゃんと閉まらないし(笑)


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前回の反省を生かして、今回はドーム型に膨らんでくれた。もっと割れ目があると大きく膨らんでくれたかも、なんて言いながら成功にホッとする二人。食べたいだけの13歳は自分が何個食べるのかしか考えていないみたい。

 

 

4.今回の反省は焼きムラ

 

上手く膨らんだのはベーキングパウダーのおかげ。でも、ちょっと焼けムラができたのが残念だった。すぐにしぼんでしまうのを防ぐためにぎりぎりまで焼いてみたんだ。


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写真用に良い色のを手前に置くっていうさじ加減。もっと大きくしようとか、小さくて良いからいっぱい作ろうとか、言うだけの人の妄想だけが膨らんでいく、早くサッカーが再開して欲しいよ。

 

 

5.カスタードを詰めて完成

 

カスタードは事前に作って冷やしておく。袋を使わずに自然の割れ目から切り込んでクリームを入れることにした。この方が手作り感があっていいかなってね。


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13歳のシュークリームのイメージはサクサクしていること。日本のビアードパパに魅了されたまま、アルゼンチンに来たのでそういうイメージが焼き付いている。

サクサクを維持するには、クリームを入れたその場で食べてほしい。保存することができないとか、作る側のハードルだけは上がっていくっていう現状。

 

 

6.前回よりは美味しいじゃん

 

生意気を言う13歳、思わず親子喧嘩が勃発するところだった。手伝う気もなく「作ろうか」で始まるシュークリーム。急に言い出すから精神的にはいい状況ではない。

そんな中で、完成度を上げていくことのメンタルトレーニングは父をまた大人に成長させてくれる修行なのかもしれないって思うことにしている。おそらく13歳に自分で作るという選択肢はないということだけは確信できた。

 

 

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【アルゼンチンの自炊】いただきものの野菜たち

 

アルゼンチンで出会った日本人の知り合いからいただいた野菜たちのお話。

丁度、自炊生活もネタに困っていた時期だった気がする。

 

 

 

1.その方は農業を生業とする日本人の方

 

アルゼンチンで日本の野菜を作ることに携わる、そんな夢のあるお仕事をされる方と出会うことができた。飲食に関わっていたので、他人とは思えない勝手な親近感でお話させてもらっている。

 

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同じ日本人というだけで、アルゼンチンで出会うことができた関係。すごく縁を感じるし、アルゼンチンにいるんだなって実感する出会いでもあり。当たり前だけど日本にいたら出会うことすらなかったかもしれないんだから。

 

 

2.そしていただきものとは

 

青梗菜、からし菜、べか菜。果物でもちょっと触れたけど、こっちの八百屋に並ぶ野菜の鮮度がすごい。収穫から店頭の並ぶまでのタイムラグが少ないから、直前まで土の中にいた野菜が手に入るという仕組み。


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しっかり養分を蓄えて刈り取る野菜が美味しくないはずがない。八百屋で並ぶ野菜も劣化が早いなと思うことはあるけど、それだけ食べごろな野菜がそこにいるって言うことでもある。野菜の甘み(旨味)という意味でも日本とは比較にならないと思っている。からし菜は炒めるのが一番美味しい、って13歳男子が(父が知らなかったのに)ノリノリで教えてくれた。

 

 

3.今夜はは青梗菜から

 

実は自分から購入することがあまりないのが青梗菜。嫌いなわけではない、その存在感が主役以上になってしまうような気がしているから。

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でもこれは違っていた。主役でも良いくらいの瑞々しさだから入っていることに苦痛を感じることがない。美味しくない青梗菜だと「無くてもいい」って思ってしまうこともあったからね。

 

4.そして、べか菜の使い道

 

日本の奥様に連絡して使い方を聞いてみた。答えは「白菜と一緒」なんだとか。ネットで白菜のレシピを調べて挑戦することにした。

 

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クリーム煮にしてみた

 

こっちの牛乳が加熱した方が美味しくなるのは知っていた。だからクリーム煮というよりは牛乳煮と呼ぶのが妥当なのかもしれない。でも失敗しない料理として閃かせてくれたおかげでレギュラーメニュー化が決定した。まだまだこれからも食事のメニューを研究するべきと教えてくれたいただきものに感謝したい。

 

 

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