アルゼンチンへ 食文化と移住生活

アルゼンチンに渡った父子の日々の刺激と食習慣のこと

アルゼンチンでフットサルに参加する

・アルゼンチンは幼少期はBaby Futobolが登竜門

 

アルゼンチンでは、4歳くらいから年代別に分かれてバビーフットボルと言われるフットサルをすることが習慣化している。小さい頃から学べるサッカーの文化として、根付く習慣である。

5人制の室内コートで行われ、サッカーに触れる機会として国民に浸透する文化である。決してハードではないが、全てのサイズが小さいだけで、床はコンクリートでみんな平気でスライディングして、楽しそうにプレーしている。

 

・選手登録してリーグ戦も実施されている

 

地域別にリーグ戦も実施される。週末になると、観戦する父兄たちも応援する中で試合が開催される。大人たちにとっては社交場としての存在意義もありそうだ。

平日の練習、週末の試合とフットサルに踏み込んだ途端に親子の生活は一変する状況なんだと思う。

 

・早速フットサルに参加する

 

アルゼンチンに移住をするにあたり、事前に選手登録は済ませてあった。12月から1月はアルゼンチンは夏休みの期間。クラブチームの活動はオフの期間のため、このフットサルに参加しながらコンディションを整えていく予定だった。

練習もそこまでハードなものではない。でも力量の差はあるものでどの年代にも光る存在の選手はいるもの。レベルが高いとは言えない中で、意識高くサッカーに取り組む選手も見かける。

逆に親子ともどもフレンドリーなのも、フットサルの良いところ。言葉がわからないJaponに話しかけてくれて、仲間であることを早い段階で認識することができた。

 

・早速、週末には試合が開催される

 

毎週土曜日はpartidoとなっており、リーグ戦が開催される。ホーム&アウェー方式で日程が組まれており、練習よりも試合のスケジュールが過密になっている印象だった。

サッカーのできる環境としては、申し分のない環境。これと11人制サッカーを両立していくのが主流なようである。

 

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・そして試合会場へ

 

試合会場はMoronという町のプロチームのスタジアムの施設内のコート。真夏の屋外コートで体感気温は30℃を超える暑さ。夏休み中の子供たちにとって、このコートで20分ハーフは過酷な状況だったことは言うまでもない。

 

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・早速試合結果

 

試合は4-5で負けてしまった。

ハルが全得点を挙げる活躍ではあったものの、相手の鋭い攻めを止められず打ち合いに負けてしまった。慣れない仲間とのpaltidoなので、認めてもらうには十分な内容ではあったものの、やっぱり勝ちたかった。

4点取ったけど、外したチャンスもあった。このあたりの決定力が強い相手になればなるほど、いい選手になれるかどうかの分岐点になる。

 

・試合(ダイジェスト)の様子 https://youtu.be/f8Wtx_6bW1U

 

 

・仲間とインターバルを楽しむ時間も

 

試合後はHaru!と呼ばれて、一緒に遊んだりすることもあった。一緒に戦い苦しいけど充実した時間を共有したことで、仲間意識が言葉も超えていく。これが、海外でサッカーをする一番の学びだと思う。

与えられた環境で当たり前にするサッカーとは違う異質なもの。そういう意識の芽生えが生じた瞬間だと思う。これからもっと厳しい競争になっていく中で、絶対必要な言葉やコミュニケーションを学んでいこうと思っている。