アルゼンチンへ 食文化と移住生活

アルゼンチンに渡った父子の日々の刺激と食習慣のこと

初めての外出で買った文房具

 

・初めての外出とお買い物

 

入国してしばらくは自主隔離という意味で外出せずに過ごしていた。こちらでも変異株の感染爆発で、発熱外来は200m以上の行列(2022年1月)を見せていてPCR検査を受ける場所もなく、そうせざるを得ない状況。

人気の少ない公園での自主練習だけの日々で、アルゼンチンの文化に触れることもなく数週間を過ごしていた。

 

・そろそろ外を歩いてみたい

 

何しろ誰に聞いてもアルゼンチンは危険な場所だと言う。「安全な場所はないと思え」が合言葉になるくらいに外には危険がいっぱい。アジアの観光だという空気感でも危険だとの事前情報で、外出を躊躇していた。

でも、隔離して過ごすにも限界はある。警戒しながらの外出の許可をいただき、駅周辺まで30分弱の外出を許可していただいた。特に目的のない外出ではあるが、何がどう危険なのかも感じてみようと思っていた。

「危険な人物は見ればわかる」って、それは日本だって同じこと。雰囲気の違う人には近づかないし、それに目を付けられる行動をしないように気を付ければいいってのがこの日の対策。

 

・だったらどこかのお店に入ってみたい

 

とは言ってもその日は日曜日。お店も軒並み休みだったりもする。人が少ないことが都合が良いのか悪いのかもわからないが、とにかく歩いてみようって話になった。

駅周辺を歩くが、駅での電車の乗り方もわからない。後でわかったのだが、日曜日の電車事情は駅員もいないとのことで、電車賃を払わずに乗車する。もうそれだけで不思議な光景でしかなかった。

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・入るお店を決めた

警戒レベルMAXなので画像も遠目になっている。スマホを出すことに警戒することで、どうしてもこんな画像になってしまうのでご了承いただきたい。

何だか敷居の低そうな雑貨?のお店を見つけたので潜入してみる。何が売っていていくらなのか、興味しかない状況でオーラを消して入店する。

印象は極端に安いものとそうでないものが煩雑に置いてある印象。サッカーで使えそうな水筒(500㏄くらい)が200円しないとか、そんな感じ。

 

・初めて買ったモノは

 

えんぴつ削りと消しゴム。隔離中の自主勉強で無くなっていたのでこれに決定。

えんぴつ削り 70ペソ
消しゴム   30ペソ 合計100ペソ(2/27現在 1円=0.922ペソ)

丁度100ペソの買い物で慣れない支払いも完了した。日本の厄介な消費税的なものもなく明朗会計で済ませることができた。

 

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・「買う」という作業について

 

まだまだ知らないことが多く存在するので、勉強していく必要がある。例えば、他の買い物袋は店内に持ち込めないとか、言葉を理解していないと戸惑うことしかない。

これは経験でクリアするしかないので、こっちの友人たちに聞きながら解決していくとするが、まだまだ苦労しそうな予感しかない。

やってみないとわからないのが文化。理解するには言葉の説明ではクリアできないことがたくさんある。早く生活に馴染むのには、失敗も必要なのかもしれないと感じた。

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