アルゼンチンへ 食文化と移住生活

アルゼンチンに渡った父子の日々の刺激と食習慣のこと

【アルゼンチンの自炊】序盤の食材探し

当たり前だけど、アルゼンチンでの自炊が始まった。

楽しみなことと、不安が入り混じっている。

 

 

 

1.アルゼンチンの食材購入

 

アルゼンチンでは食材のほとんどを1㌔単位で購入する。日本の一個あたりの価格とはシステムが違うので少し混乱する。

 

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生姜1つがこの大きさ。二人で暮らす我が家ではこれの消費に一週間かからないのがちょっとした自慢。鍋物や炒め物に必ず使うし、生姜の千切りが口に入る食感に二人ともハマっていたのである。

 

 

2.一個づつでも購入できる

 

1㌔単位でしか売ってもらえないのかと思ったら一個単位で購入もできる。肉屋さんやパン屋さんでも「○○ペソ分で」って言うとそのくらいにしてくれる。

その計量でもいい加減さが如実に出るもので、50g程度(50ペソ程度)の誤差は勝手に許容範囲として計ってくれるので、結局このくらいみたいな話になるのも無理はない。

 

 

3.そして今夜は

 

アルゼンチンの食材で生姜焼きを作ってみた。こっちには豚バラや豚小間といった薄切りにする習慣がないので、塊で購入してアレンジしていく。

 

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じゃがいもとパプリカを細切りにしたが、肉は存在感のある切り方。これはこれで美味しいと思うのだが、我が家の男子はこれを好まない。

肉が固いと言い出すと食べてくれないので、これから工夫を凝らしていく必要がある。

 

 

4.パスタは全般的にリーズナブル

 


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パスタは比較的安価に手に入るので、いろいろと扱いやすい面もある。ただし、豚肉もあまり需要がないのか、ちょっと劣化した感じがするのが気になったかな。

切ったまま時間をおいてしまうので、表面の劣化が否めない。スーパーのパッキングされたお肉の方が鮮度が保たれている印象がした。

 

 

5.鶏肉は日本よりも大ぶりのサイズ

 

鶏肉は安価でしかも大きい。日本だと若鶏が美味しいとされているので、大きい鶏肉は受け入れられないのだが、こちらの鶏肉にはそれがない。むしろ大きい鶏肉の方が美味しいと思えるものが多い。


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ささみ等の部位でいただくことが少ないけど、手羽先が安価で食べ応えもある。我が家は二人とも骨付きの鶏肉ファンなので、これが重宝するのでレギュラー確定。

 

6.こんな感じで

 

まだ牛肉の革新的な調理方法に出会えてないのと、スジまでついた肉を剪定しながらいただくことに慣れていかないといけない。

牛肉のどこの部位が無難に美味しいのか、それがどんな名前で買えるのかをもう少し研究して仕上げていこうと思う。

 

 

7.そしてアルファホール

 

アルゼンチンではこれがお菓子の定番。チョコレートが高いので、こういうタイプのものがすごく技術が高いと思っている。


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一個づつで安いもので30ペソ位で売っているので、気軽さと言う点でも定番と言える。電車の中でも自主的な売り子さんたちが回ってくれるので、生活に密着してるって言って良いと思う。

 

 

8.今後の自炊をどう展開していくか

 

生活が始まるまでは、日本の食材や調味料を手に入れることで頭がいっぱいだったけど、良く考えればこっちで手に入るもので考えるべきという結論。

当たり前だが日本の食材はアルゼンチンでは高価だし、鮮度という面でもこっちの食材に慣れていくことが重要だと思えてきた。

まだまだ自炊については発見がありそうだし、ブログでもカテゴリーを作って展開していこうと思っている。

 

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