アルゼンチンへ 食文化と移住生活

アルゼンチンに渡った父子の日々の刺激と食習慣のこと

【アルゼンチンの自炊】週末のシュークリーム

 

またしても週末、恒例のリクエストをいただいた。前回は誕生日だったけど、これが頻繁にあると思うと末恐ろしいとは、まさにこのこと。

 

 

 

 

1.週末の朝から大騒ぎ

 

週末にどこにも行く用事がない。というよりも、ケガのせいで予定がないのは仕方がないとはいえ、ケガをしても食べ盛りなのは逃げられない事実。

 

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「明日は何もないし、シュークリームでも作ろうか」って、作る人の言うセリフだと思うんだけど、食べたいからって人に作らせようってのも13歳の特権。

 

 

2.本当に何もなかったから良いんだけど

 

特に出かけようって気分にもならないし、そもそも観光を目的にアルゼンチンに来ていないので、サッカーがないと何の予定もないのが我が家の現状。


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当然、言い出しっぺにも手伝わせます。なぜなら、これをしないと食べるだけの評論家になろうとするので、作る側のメンタルが維持できなくなるという懸念。例え失敗しても、お互い様の関係を保ちつつ今日も挑戦するのだった。

 

 

3.若干焦げたりしてるものの

 

ちょっとだけ我が家のオーブンの癖がわかってきたかもしれない。使わないとわからないんだよね。決して新しいオーブンじゃないから扉もちゃんと閉まらないし(笑)


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前回の反省を生かして、今回はドーム型に膨らんでくれた。もっと割れ目があると大きく膨らんでくれたかも、なんて言いながら成功にホッとする二人。食べたいだけの13歳は自分が何個食べるのかしか考えていないみたい。

 

 

4.今回の反省は焼きムラ

 

上手く膨らんだのはベーキングパウダーのおかげ。でも、ちょっと焼けムラができたのが残念だった。すぐにしぼんでしまうのを防ぐためにぎりぎりまで焼いてみたんだ。


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写真用に良い色のを手前に置くっていうさじ加減。もっと大きくしようとか、小さくて良いからいっぱい作ろうとか、言うだけの人の妄想だけが膨らんでいく、早くサッカーが再開して欲しいよ。

 

 

5.カスタードを詰めて完成

 

カスタードは事前に作って冷やしておく。袋を使わずに自然の割れ目から切り込んでクリームを入れることにした。この方が手作り感があっていいかなってね。


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13歳のシュークリームのイメージはサクサクしていること。日本のビアードパパに魅了されたまま、アルゼンチンに来たのでそういうイメージが焼き付いている。

サクサクを維持するには、クリームを入れたその場で食べてほしい。保存することができないとか、作る側のハードルだけは上がっていくっていう現状。

 

 

6.前回よりは美味しいじゃん

 

生意気を言う13歳、思わず親子喧嘩が勃発するところだった。手伝う気もなく「作ろうか」で始まるシュークリーム。急に言い出すから精神的にはいい状況ではない。

そんな中で、完成度を上げていくことのメンタルトレーニングは父をまた大人に成長させてくれる修行なのかもしれないって思うことにしている。おそらく13歳に自分で作るという選択肢はないということだけは確信できた。

 

 

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