日曜日の試合の帰り道、長距離の移動でバスを乗り換える。
全く知らない街で巻き起こるトイレ案件のお話。
- 1.そこに見えるカフェがある
- 2.トイレ案件は深刻
- 3.店内の様子だった
- 4.試合の帰り道なので
- 5.MediaLunaが美味しかった
- 6.取られた分は取り返す
- 7.週末の有意義な時間
- 8.noteも更新しています。
1.そこに見えるカフェがある
そこは大きな交差点だった。日曜日になるとお店も飲食店しかやっていないし、バス停には公衆トイレらしきものもない。
IMPERIO @Av.Corrientes
トイレに行きたいって言い出した13歳。ちょっと向こうにMacも見えたけど、どうせならこっちかなって立ち寄る。カフェというよりはレストラン的な雰囲気ではあるけれど、店内はいろんな使い方をされるお客さんが多く見えた。
2.トイレ案件は深刻
こっちのトイレに来て気づいたことがある。紙がない、カギがない、それに加えて便座までないっていう現実。便座のない率の高さには本当に驚いたね。
便座は盗難に遭ってしまうという話なんだけど、盗んでどうしたいのかを盗っ人に聞いてみたいって思う。あ、今思えば住んでいる部屋のトイレにも入った時は便座がなかったっけ。街で売ってる便座もよく見かけるし。
3.店内の様子だった
お店はダンディな先輩男性スタッフが対応している。この系統の飲食店には男性が対応してくれることがすごく多い。それはそれで話しやすいし、何だか安心感があっていい。
スポーツバー的な大きなモニターがある。サッカーの試合とかがあると盛り上がるんだろうね。こういうのも大箱のレストランでは見かける光景。テレビが生活に欠かせない感覚、ブラウン管の頃の日本と感覚が似ている。
4.試合の帰り道なので
試合の帰りだし、入っただけでコーヒーだけで済むとも思っていなかった。どうしても何か食べたくなるっていうトイレ案件になることも想定内。
jamon&queso MediaLuna 390ペソ
2MediaLuna Cafeconleche 620ペソ (当時1円=0.92ペソ)
この辺りのメニューだったら読み取れるようになった。残りの7割のメニューはほぼわからないけれど、わかるものを探すことも勉強のうち。
5.MediaLunaが美味しかった
このMediaLunaが美味しかった。2つあったはずなのに13歳に一個奪われるくらいに美味しかった。自分の口に入らないというだけで評価が上がってしまう仕組み。
さくっと軽くて食べやすい。美味しいMediaLunaの定義ってそんな感じかもしれない。甘すぎてもいないから、サンドイッチとしてもバランスがいい。もっと食べたいっている理由もわかる気がするよ。
6.取られた分は取り返す
2個のはずが1個になってしまった。何とも不完全燃焼だった父が店内を見渡す。ショーケースがあったから、ちょっと覗いてみるよね。
Muffin(chocolate) 340ペソ
「あー!何それ?!」の顔です。メニューからしか注文できないと思い込む13歳に実際に指を指して注文するという技を伝授する。不便な中からいろんな作戦を学ぶ機会をいただく社会勉強になった。ちゃんと二人でシェアしたけどね。
7.週末の有意義な時間
単なるトイレ案件だったけど、週末のいい時間を過ごさせてもらった。メニューを読むのか、注文をどう伝えるのかは難しいけど伝える手段はある。
でも、気立てのいい男性スタッフ(先輩)のおかげだったりもする。話しかけることができる雰囲気、サービスにとってはとても大事なことなんだよね。「あの人、良い人だったね」って13歳の率直な感想こそが、人から醸し出される雰囲気ってやつだってことを覚えておいてほしいなって思うよ。
8.noteも更新しています。