日本では有機栽培の認可が厳しくなってるって事情を勉強したことがある。仕事で少しだけ関わったことがあったというだけの知識なんだけど、今となっては懐かしい話になってしまった。
1.有機栽培って
いろいろと深堀りすると不思議なこともある。例えば「有機ワイン」とか、日本では結構な需要だってことだけど、そもそもワインのブドウの土に肥料で栄養を与えることがないって話だからね。
ワインのブドウは食用の甘いものではないので、過度な栄養は与えない。そういう意味では日本の栄養のある土で有機ブドウのワインを作るのが難しい。無農薬と有機の違いも勉強が必要だけれど、ワインのブドウは土をいじめて作るっていう話だからね。
2.今日も仲間からの有機栽培野菜
アルゼンチンの日本人仲間から紹介された有機(無農薬)野菜のご紹介。ありがたいことに貴重なまでの野菜が山ほど手に入った。
アボカドなんてまだ固いからリンゴと一緒に保管するようにって。そうすることで「追熟」されて美味しく仕上がるってことなんだって。たしかに日本でも固いアボカドが美味しくなくて苦労したことを思い出してしまった。
3.他にもいろいろと
洋梨も美味しそうでしょ。アルゼンチンでは洋梨がお手頃価格で手に入るけど、甘さもピンキリってことがあって、買う時に気をつけないと日持ちがしない。
いきなり食べごろの洋梨だった。固すぎずに熟していて良い洋梨って、あまり日本でお目にかからなかった。なかなか手が届きにくいフルーツだし、焼き菓子にするっていうイメージが強いのかもしれないけど。
4.そしてバナナは
昔、日本の仕事で有機栽培のバナナを探すってミッションがあったことを思い出した。なかなか見つからないし、常時調達することが出来ないって言うのであきらめた記憶が蘇った。
でも待てよ?!高い木の上でできるバナナが、無農薬とか土から管理するってできるのかという疑問。日本の規格で言うと土を管理して認証をもらうんだけど、それをやると木から頂く果物は無理ってことにならないだろうか。日本の規格が厳しいのかどうかってところで話は終わり、それにしても美味しくいただいた。
5.深堀りすると楽しい食文化
アルゼンチンは肉のイメージが強いけれど、野菜や果物もなかなか奥が深そうだ。ほぼ毎日八百屋に行くんだけど、野菜とオレンジ好きの日本人って思われてるみたいだし。
サッカー練習帰りに立ち寄る八百屋さんでは、漫画の「ワンピース」のファンがいて話が盛り上がっている。原作の単行本を見せたら大興奮していて、ルフィの缶バッジを見せてくれた。そんな繋がりで会話できるようになった13歳、言葉も少しだけ上達しているのかもしれないね。
6.noteも更新しています。