Moronという街は、アルゼンチンに来た時にホームステイでお世話になった町。現在住んでいるわけでもないのに思い入れもあるし、ある程度の土地勘がある唯一の街という意味では感慨深い場所。
- 1.Moronって場所は
- 2.久しぶりのMoronなので
- 3.注文に失敗する父
- 4.朝のTVを見ながら寛ぐ
- 5.今日のMedialunaは
- 6.コーヒーは280pesoから
- 7.都市集中型の特徴
- 8.note&Twitterも更新しています
1.Moronって場所は
Buenosairesはアルゼンチンの首都。そのBuenosairesには市と州に分かれている。東京都の23区とそれ以外(西東京)みたいな区分だと認識している。繁華街ではないけれど、古き良き文化も残す場所でもある。
現在住んでいる場所には、飲食店もたくさんある。でも、電車で30分も離れれば普通のベッドタウン。そんな距離感は東京の感じとよく似ていて、平日の朝の通勤時間帯はCapital(都心)に向かって交通渋滞する光景も日本と似ているなぁと思う。
2.久しぶりのMoronなので
用事を済ませてちょっと寄り道してみる。当時はアルゼンチンに来たばかりで、駅の周辺を歩くってだけで精いっぱいだった。都心から離れるってことは危険も伴うってことの訓練みたいな時期だったからね。
DELVA @25 de Mayo 302
大型店舗のカフェが点在しているものの、賑わうという感じでもない。夜型のお店が朝から営業しているっていうパターンが多いのかもね。24時間営業のレストランもあるし、夜はそれなりに集客しているのかもしれないね。
※ 以前のMoronのカフェの様子
3.注文に失敗する父
無念にも Cafe solo を伝えることができなかった。Cafe solo とは「コーヒーだけ」となり、ブラックコーヒーのこと。普通は朝から Cafe con leche ってのが定番なんだろうね(言ったはずなのに)。
Cafe con leche con 2 Medialunas 560peso (当時1円=1.061peso)
こういう表記のセットなんだけど、セットをコーヒー(ブラック)に変えたい。そんな希望を伝えるんだけど、ごく稀に断られてしまうお店もある。牛乳を入れないっていう理屈のはずなんだけど、暗黙のルールなんだろうと思うけどね。
4.朝のTVを見ながら寛ぐ
なんて優雅に言ってみたものの、TVを見ていてもまだ何も理解できない。でも、音も出てないのにTVがある事自体がアメニティになるって、日本も20年前くらいまではそんな時代もあった。
誰が見ているでもないTVショー、だけど無ければ無いでちょっと不安。TVって不思議な電化製品だよね。TVのない生活していると、本当にそう感じるようになってきたんだ。日本のTV番組のレベルが高いってのもあるのかもね。
5.今日のMedialunaは
空腹だったのか、ちょっと期待していた Medialuna がイメージのそれとはちょっと違ったんだよね。期待が大きすぎたせいでもあると思うけど。
見た目には何の変哲もない Medialuna 。むしろ画像でも美味しそうに見えてしまうのも不思議なんたけど、簡単に言うと一口目で「昨日の?」みたいな感じに思ってしまったんだ。
6.コーヒーは280pesoから
ウチの近所と比較しても安心できる価格設定。そんなに競争(競合)になる相手もない場所だからこそ、価格で界隈からお客さんに来てもらう必要もある。すると、商品力って衰えてしまうってこともあるんだよね。
ココのお店の前はバスで良く通る場所だったし、遠目に見かけて来てみたいなと思っていたお店。やっぱり競争する相手ってのも大切で、意識できるだけで高め合うものってあるんだと思ったってのが感想。商売の難しい部分って意味では日本と変わらないんだよね。
7.都市集中型の特徴
お店が多い場所ってことだけで洗練されて、いいお店だけが生き残るっていう仕組み。そうじゃない場所での商売の難しさってのを見てしまったというのが勝手な感想。
飲食店は楽しい場所であるべきだし、「また来てほしい」って思う気持ちが繋がって盛り上がるから「繁盛」するって仕組みなのはどこでも同じこと。都心だからできるのか、そうじゃない場所の可能性がないのか、その辺りもこれから観察していきたいなって思うんだ。
8.note&Twitterも更新しています
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