アルゼンチンへ 食文化と移住生活

アルゼンチンに渡った父子の日々の刺激と食習慣のこと

【アルゼンチンの流行】~社会現象~ Figurita del Mundial っていうコレクション @公園とか

 

ワールドカップってそのまま発音しても、何も通じることもないのがアルゼンチン。こっちでは Copa del Mundial って言うらしいんだけど、これすらもなかなか覚えられず、とっさに使うことができずに困っていた。

 

 

 

 

1.アルゼンチンで吉田麻也に出会ったこと

 

こういうのがW杯に向けて流行するって話は聞いていた。今回のアルゼンチンは大注目って言う中で、13歳は流行には消極的だった。日本にあるカードコレクションと変わらないって言ったままで、全く興味を示さなかった。

 

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ある時を境に、サッカーでも学校でもこの話題で持ち切りになる。しかも日本人だからって吉田麻也をプレゼントしてくれるんだって。この段階では、まだ仕組みもわかっていなかったから、とりあえずもらうって程度の話だった。

 

 

2.どんな仕組みなのか

 

専用のアルバムがあって各国の出場予定の選手欄がある。そこに5枚入りのステッカーを買って貼りつけるっていうコレクションもの。ランダムに入っているから、600以上の選手を集めるっていうすごく長い道のり。


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このステッカーをお菓子屋さんとか、KIOSCO(売店)で150~250peso(当時1円=1.155peso)を購入する。どこにでもあるわけでもなく、売り切ればかりだから飛び込んで聞いていくしかない。13歳の言葉の勉強も兼ねてやるかって話になった。

 

 

3.こういうお菓子屋さん

 

繁華街にはこういうお菓子屋さんが立ち並ぶ。飴一つから買えるっていう日本の駄菓子屋形式。ただし、飴も量り売りになっていて袋に詰めてレジで重さを測ってもらう方式。


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ここに売ってるって情報をいただいたので、早速行ってみることにした。一人5袋を上限として販売されていた。お店によってはキットカットを3個買わないと売らないとか、4袋で1000pesoじゃないとダメとか、色々と大人の作戦があることを知ることになる。

 

 

4.とりあえず初めて購入してみた

 

上限5袋とは言いながらも、3袋だけ購入してみることにした。次から次へと親子連れで買いに来る人がお店に入っていく。ここで写真撮るだけでも、ちょっと視線を感じてドキドキしていたくらいだった。


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店頭に「販売してません」とは書いてあっても、「販売しています」と書いているお店は希少なくらい少ないんだよね。だから、それっぽいお店に飛び込んで聞いていくしかないっていう理由で、13歳の社会勉強に繋げていくっていう作戦。

 

 

5.集めていくとこんな感じ

 

集めるうちにダブついてくるから、これを学校とかで交換しながらコレクションするのが楽しいみたいなんだよね。もちろん Messi がレアキャラでなかなか出ないとか、日本では吉田麻也の出現率が高いってのが気になったけど。


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今はアルバムも持っていないので、国別に分けるっていう作業。アルゼンチンではこのステッカーを実にキレイに貼っているってのが、13歳がアルゼンチンで最初に感じた印象だったんだとか。

 

 

6.三苫が出現

 

まだ始めたばかりだけど、三苫が出てきた。あとは南野あたりがアルゼンチンでは有名なのかね。驚いたのが久保建英の名前がリストにもなかったこと。スポンサーの力はここでは無力だったのかもね。


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600人以上の選手をコレクションするなんて、いつまで続くのだろうか。早い人はもうコンプリートしている時期からスタートした我が家。ちょっと乗り遅れた感じは否めないけれど、もう少し付き合ってみようかね。

 

 

7.スアレスも出現

 

まあまあ良いのが出てくるもので、序盤にこういう展開だとやめられなくなるんだよね。確か数日後にはメッシも出てきたっていうラッキーもあった。


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アルゼンチンではこれを子供だけでなく、大人も楽しんでいるんだとか。ワールドカップの恒例になっているので、この大会が終わっても高値で販売されたりすることもあるんだとか。キレイに貼るって理由はそういうところなのかもね。

 

 

8.そして近くの公園では

 

どこからともなく集まる親子たちで、すごい人数の交換会が始まっていた。価値あるレアキャラだったら、数枚と交換しようとかっていう駆け引きもあって盛り上がっている。

 


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そして、そこで商売する人たちも出現する。中身を見せてレアキャラには高額をつけたりして販売する仕組み。これで600枚揃えるのが手っ取り早いって思う事もあるけどね。

 

 

9.気さくなお兄さんなので

 

日本代表(チックな)お兄さんがいたので写真を撮ってもらった。このシャツ日本代表っぽいけど、良く見ると日本のアニメがデザインされているっていうモノだった。


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まあこの方も公園で商売されている方なんだろうけど、仕組みをいろいろ聞くことができた。わからないこともあったけど、とにかくわかったのは夕方には人でいっぱいになるってことだった。

 

 

10.カンテを購入

 

いろいろ価格を聞きながら、ピンポイントでカンテを300pesoで購入。メッシだったら2000pesoって言ってたけど、ワールドカップが始まるともっと価格が上がるって話だったね。


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買うのが良いのか、交換が良いのか。ランダムが良いのか、ピンポイントが良いのか。やってみないとわからないのがコレクション。ただ一つお願いを聞いてもらえるなら、吉田麻也の扱いを軽くしないでほしいなって思うんだ。

 

 

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