飲食店の人材確保ってのはどこの国でも深刻な問題なのかもしれない。飲食は営業時間の長さや土日以外の休日の確保とか、働きにくい状況ばかりだからね。働き手はいるはずなのに人手が足りない、そんなジレンマがどの国のフード業界にもあるのかもっていうお話。
- 1.住んでいるエリアで一番賑わう場所
- 2.こんな貼り紙
- 3.なので様子を伺ってみたくなった
- 4.二階席まであるお店
- 5.とりあえずCafeでも
- 6.気になったので翌朝も
- 7.note&Twitterも更新しています
1.住んでいるエリアで一番賑わう場所
この辺りは人で賑わう繁華街のエリア。Parque Rivadavia (国立公園)から近い交差点にある目立つお店。今まではちょっとアッパーな雰囲気もあったりしていて、前を通りかかるだけの存在だった。
@ARMY CAFE@Av.Rivadavia 5000
通行量や視認性では最高の立地。ここで商売する飲食店、人材さえ確保できていれば集客で苦労することもないと思われる場所。コスト面でバランスがとれさえすれば良いのかなって見た目だけでは思ってしまう。
2.こんな貼り紙
DERIVERY って貼り紙の意味くらいはわかる。こういうお店でも配達で稼ぐってのは普通のことなんだね。当時のロックダウンで配達需要が高まったってことは想像できるけどね。
その横の SE BUSCA PERSONAL って色気のない貼り紙が目についた。要するに店頭の貼り紙で呼び込むスタッフ募集。日本では当たり前だけど、アルゼンチンで生活していて以来初めて見かけた気がしたんだよね。
3.なので様子を伺ってみたくなった
飲食スタッフって、日本ではそこまで人気がない仕事の一つ。でもなぜか日本のスタバのスタッフは給料が相場以下でも人気が高い。働く場所の目新しさって重要なんだなって実感するような実体験。
※ そういえばココも男性ばかりだった
店内はほとんどが男性スタッフ。しかも先輩方がたくさん働いていた。さっきの求人ではCocina (調理)とDelivery (配達)が足りないってことなのかもね。どんな給与体系なのかにも興味あるんだけど詳細まではわからなかった。
4.二階席まであるお店
とにかく人手がかかるように作ってある。二階まで埋まるとスタッフは相当な運動量になると思うけど、そこは上手くコントロールしているのかね。
天井の高い空間は広くて居心地のいいお店。お客様もセレブっぽい方が多いのかなって勝手に想像してしまう。ここでは食事をするというよりも、カフェでとして休憩で使いたいって思ってしまうけどね。
5.とりあえずCafeでも
本当に興味だけで入ってしまったので Cafeで一息つかせてもらう。ざわざわした感じもなく、ゆっくり過ごせる雰囲気。何度も言うけど、こういうタイプのお店の方がしっくりくるんだよね。
Cafe con crema 400peso くらい (当時1円=1.145peso)
Con crema で注文しないと、コーヒー用のミルクがないのがアルゼンチン。しかも、ホイップされた甘めのやつが添えられてくる。画像がわかりにくいけど、バターみたいに奥に移っているのが Crema ってこと。
6.気になったので翌朝も
朝の様子も見てみたいので、翌朝にも立ち寄ってみた。さすがに朝はサービススタッフも少ない人数でやられていた。ちょっとキョロキョロしていたし落ち着きのないお客様に見られたかもしれないね。
会計後に奥に座る女性から声をかけていただく。言葉が分からないと言ったけど、ずっと話をされていた。タイミング的にお店の関係者かなと思って「会計は終わったよ」とだけは伝えたような気がする。振り返って考えると、ただ別のテーブルのお客さんが見知らぬ日本人に話しかけてるだけだったっていうオチ。あの人、結局何者だったのかは未だにわからないんだけどね。
7.note&Twitterも更新しています