まだ8月の頃のお話。
日本のサッカーチーム（育成年代）が
夏休みを利用して遠征に来ているっていう噂を聞いたんだ。
同じ日本人の同世代でサッカーをしている立場だし
せっかくだから会いに行きたいってアポイントしてみた。
1．それはブエノスアイレスの都心部
朝起きて地下鉄で都心部に向かう。
まあまあの混雑ぶりなのは、日本と同じ風景。
だけど混雑具合としては日本のそれとは違って穏やか。
ピリピリした感じがないのが日本と違うところ。
気持ち良く晴れた冬の空。
Retiroは観光客が泊まりそうなホテルが立ち並ぶ街。
建造物を見ているだけでも楽しめる街並み。
アルゼンチンの玄関口といった風情も醸し出している。
2．ここがRetiro駅
Googleに案内されるがままにたどり着いた。
駅ですらも街にフィットしていて通り過ぎてしまうくらいの建物。
色々と歴史を感じる街並みを歩くだけでも楽しいんだけど
今日は予定があるので先を急ぐよ。
＠Estacion Retiro
駅名が書いてあるって画像を見てから気が付いた。
日本の駅のイメージとはちょっと違うんだよね。
雰囲気がありすぎて、見上げてばかりいると危険な目に遭う。
そんな不安もあったので、写真だけは収めておいたんだ（笑）。
3．電車に揺られて一時間超
初めて乗る電車だしちょっと緊張もしていた。
でも乗ってしまえば委ねるしかないっていうのも交通機関。
行こうとしている駅に間違いはなさそうだけど
とにかく景色から人の気配が少なくなっていくのが不安だった。
どうやらここが目的にしていた駅らしい。
トイレに行きたい衝動をこらえつつ
反対ホームにしかないトイレに向かって二人で走っていったっけ。
人がいない駅ってトイレ探すのも大騒ぎなんだ。
4．目的地に到着
忘れるところだったが、今日は日本人に会いに行くというツアー。
とは言っても、全員初めて会う方ばかりなのでちょっと緊張する。
サッカーをする日本人という共通点だけで
アポイントしたら会ってもらえることになった。
どうやらここが日本人チームの宿泊する施設のようで
遠くで日本人の声が聞こえるような気もしている。
この建物の向こう側にはサッカーグランドも併設する。
そんな広大な施設みたいだった。
5．そして日本人チームと面会
同世代の日本人と会えるなんて久しぶりのこと。
ちょっと緊張もしつつ、様子を見させてもらう許可をいただいた。
トレーニング中だったので
邪魔にならない程度に見学させていただいた。
すると、驚いたことに日本にいた頃に
対戦していた選手がそこにいた。
さいたま市での所属チームのことを知っているどころか
対戦したことも少し覚えていてくれたようだった。
アルゼンチンでこういう再会があるなんて感動の出来事。
だけどお互いに変な感じが拭えないままだったね。
※ 日本の所属チームの様子
サッカーとアルゼンチンっていう
共通項だけで繋がることのできる出会い。
これもSNSがきっかけだったけど
勇気を出して連絡をしてみて良かった。
思ってもいない出会いや再開があるのも
海外生活あるあるなのかもしれないね。
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