アルゼンチンで納豆が高いなら作ればいいじゃん。
作るのが難しいなら増やせばいいじゃん。
アルゼンチンで1パック500pesoの納豆。
それで呆然としていたら、日本の嫁からの言葉がそれ。
食材は買うモノから作るモノへ。
作る人がいるから、買える人がいるというロジック。
- 1.前置きはともかく
- 2.大豆を茹でていく
- 3.納豆のタネにお湯を纏わせる
- 4.保温用のお湯を用意しておく
- 5.そして24時間が経過する
- 6.ここで小さな問題も
- 7.海外でこんな画に再開できるとは
- 8.実は問い合わせも多いので
- 9.note&Twitterも更新しています
1.前置きはともかく
納豆がミントの葉から作れるって情報。
まんまと絵に描いた大失敗に終わったっけ。
※ ミントで失敗した話
納豆って菌だからね。
培養するって言うなら、増やしてみようってミッション。
アルゼンチンで売られているのは納豆を冷凍したもの。
1パックは13歳に独占させて、残り2つは培養実験用にした。
1/2パックだけ常温で解凍していく。
これを種にして増やしてみようかなってね。
2.大豆を茹でていく
アルゼンチンでも大豆は手に入る。
むしろ、何に使うのかはわからないけど。
ちょっと長めに水で戻しておいて
茹でるという作業に入っていく。
なかなか柔らかくなってくれなくてね。
蒸したり、圧力鍋(炊飯器)があると早いかもしれない。
3.納豆のタネにお湯を纏わせる
ここでわざわざお湯を使ったけど
よく考えると、大豆を茹でたお湯があることに気づく。
茹でた大豆を混ぜていくので
そのお湯を流用すれば大丈夫です。
これでもお湯は多かったかも。
混ざりやすくするだけなので、もっと少量で大丈夫。
ここに茹でた大豆をお湯を切って満遍なく合わせる。
冷まし過ぎないようにスピーディに作業する。
4.保温用のお湯を用意しておく
そして用意するのはクーラーBOX(発砲スチロールでもOK)。
我が家はサッカー弁当用の小さなものを使いました。
そこにBOXの保温用にジャムの瓶に熱湯を入れる。
画像の黄色いのは布巾です、中身はお湯です。
これを6~8時間おきにお湯を入れ替えていく。
BOXの中を40℃くらいに保つといいみたい。
ANOVAがあれば良いのにねって
日本のキャンプ仲間たちの声が聞こえてきそうだな。
(キャンプ仲間はコレマンズという名の健全な組織です)
5.そして24時間が経過する
なんだか納豆っぽくなってきたし
匂いなんて紛れもなく納豆だったんだ。
もうこれだけで感動ものだった。
納豆が作れるなんて思ってなかったからね。
水分量とか粘り方とか
13歳の評価としては50点くらいだったけどね。
ここから精度を上げていくのがプロ?の仕事。
大量生産スイッチが作動したのは言うまでもない。
6.ここで小さな問題も
アルゼンチンの醤油が美味しくないこと。
『納豆のたれがほしいね』なんて贅沢を言う13歳。
そうじゃなくて、ここでは納豆の再現。
ないものねだりって、誰が作った言葉なんだろうね。
あとは大豆もちょっと硬かったかな。
納豆って菌を食べていたんだなって今さら気づく。
売ってる大豆にも固体差があって
古いものがわかるようになってきたりするんだ。
お腹に入るものだし、菌を繁殖するわけだし
健康を害するわけにもいかないからね。
7.海外でこんな画に再開できるとは
こんなふんだんに納豆を食べられるなんて
父は感動に浸るだけで、食べるのは13歳の役割。
確かに粘りは弱いし、醤油で大豆が泳いでしまう懸念がある。
もっと研究していけば、完成度は上がっていくと思う。
8.実は問い合わせも多いので
調子に乗って大豆を購入してみたよ。
健康食品SHOPで手に入るっていう発見もあった。
Twitterでつぶやくと問い合わせも多かったので
増産テストを密かにスタートしています。
500g=100peso (当時1円=1.354peso)
これを買いに来る日本人、お店にはどう見えているのか。
そんなこともちょっと気になるけど。
ちょっと心が折れながら増産テスト中。
アルゼンチンの納豆ファンの夢に答えるのが2023年の目標です。
もしテストに成功したら、コレマンズから
ANOVAを取り寄せてさらに増産だな。(どうやって)
9.note&Twitterも更新しています