終業式っていうと、日本だったら
授業もせずに通知表をもらって帰ってくる。
気持ちは半分、お休みモードってのが習慣だったけど
アルゼンチンではどういう感じなのだろうか。
1.時間割は消化する
終業式ってスケジュールは聞いていたけど
迎えに行く時間はどうすればいいのか?
いろいろと情報収集していく。
確か冬休みの時は儀式らしいものはなかった。
12月ってのは、学年の最終月にあたる時期。
なので、今のクラスで学ぶことも最後になる。
しかも、アルゼンチンは小学7年生の卒業年度。
ちょっとしたイベントにするって匂いが伝わってくる。
2.終業式だから集金するって?
父兄に配りたいものがあるから集金する。
何が起こるのかが全く理解できていなかった。
父兄全員に配られるスプレー缶。
なんだか、お祭りムードでしかないっていう恐怖。
小学校がここで終わるってだけなのに
父兄のテンションがおかしなことになっていた。
3.いつもの下校時間
何だか満を持して子供たちが出てくる。
普段、学校ではこうやって出待ちして子供を迎えます。
でも、今日はカメラを向けている雰囲気。
有名人でも出てくるのか、って感じに見えるでしょ。
子供が出て来たら、拍手と歓声で出迎える。
卒業おめでとう、よりもお疲れ様!な雰囲気でね。
4.スプレーの使い方は
みんなでスプレー放射していく儀式。
父は危険を回避して後ろで陣取っていた。
もう音も声も聞こえてこない。
楽しそうにぐしゃぐしゃになっていく。
そして、あっという間にみんな真っ白になる。
石鹸の泡みたいなのが出るスプレーだったんだね。
父はスプレーを使うタイミングを逃がした。
どう使うのかさえ分かっていなかったけどね。
5.時間が経過すると
自然と泡も消えていくので、顔が少しづつ見えてくる。
これを終わって掃除する人も大変だなとか心配したりして。
みんな風呂上りみたいになってくる。
これがアルゼンチンの終業式(卒業年度)ってこと。
成績表は後日配ります、って
終業式のメインはコレだったんだね(笑)。
6.イベントだらけだった12月
卒業や修学旅行、そしてワールドカップ。
行事でスケジュールも詰まっていたのもひと段落。
約2ヶ月の夏休みを経て、中学に上がっていく。
とりあえず、一年は乗り切ったってことだよね。
※ これは下級生とのお別れ会だったのか
行きたくないとまでは言わなかったけど
体調を崩したり、授業も言葉や筆記体のことで苦労したり。
参加したいと言っても、何の授業かもわからないスタート。
先生たちのおかげで、ここまで順応できたんだよね。
中学と高校の一貫制度で5年間の勉強がある。
とりあえず卒業できた、次もがんばらないとね。
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