アルゼンチンへ 食文化と移住生活

アルゼンチンに渡った父子の日々の刺激と食習慣のこと

【アルゼンチンの日本食】~南米で本物の寿司を味わうなら~ SASHIMIYA@México1965

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

ブエノスアイレスの父子の移住生活。

ハプニングの狭間の楽しい日常をお送りしています。

 

 

 

 

 

学校のクラスメートの子が

日本に旅行に行くんだって教えてくれた。

 

 

『日本に行くけど何かある?』って

聞いてくれるんだって、優しいよね。

 

 

欲しいものは、数えきれないほどある。

でも、なかなか頼みにくいって理由で断ったよ。

 

 

芋けんぴとか、蒙古タンメンとか言えないよね(笑)。

日本語話せないのに、買うのも難しいだろうし。

 

 

 

 

 

 

 

1.それは雨降る金曜日の夜

 

 

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アルゼンチンで本当の寿司に出会えるのか。

父子でそんなことが気になってはいたんだ。

 

 

寿司屋を見かけることは多いけど

わざわざ、ハズレを引きたくないって思うし。

 

 

 

2.満を持してやってきたお店

 


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SASHIMIYA@México1965

 

 

危うく通り過ぎるところだった。

入口はこの鉄扉、ベルを鳴らしていれてもらう方式。

 

 

夜営業の開店時間に予約してやってきた。

夜の開店時間は19時からって、それでも早い方なんだよ。

 

 

 

 

 

3.カウンターでいただくお寿司のお店

 

 


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パンデミックの頃から、デリバリー需要が高い。

座ってすぐの時間は、そっちの対応で忙しそうだったよ。

 

 

 

 

 

4.座ったカウンターには

 

 

そこには日本人の寿司職人

アルゼンチンで出会った友人がここのスタッフなんだ。

 


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14歳が寿司職人として、この方に弟子入りするかも。

そんな世間話から、見に行こうって話になったんだ。

 

 

日本人が握る南米でも希少なお店。

そんな安心できることはないでしょ。

 

 

 

5.その寿司職人の方とは

 

 

日本の寿司屋さんで修行を積んで

南米で寿司職人として生きてきたお方。

 


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話すだけで生きるパワーをもらえる。

大げさじゃなく、そんな貴重な出会いだったんだ。

 

 

プロの仕事を間近で見られるお店。

言葉のストレスなく、いただく貴重な時間。

 

 

 

 

6.14歳が醤油を用意してくれた

 


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『寿司が食べたい』って言った14歳。

父に醤油を準備してくれていた。

 

 

たまに大人になったなって感じさせてくれる。

それだけでも貴重な時間だなって思うよ。

 

 

 

 

7.まずは一品目



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OMAKASE NIGIRI の8貫セットを注文。

セットの前菜にサーモンの南蛮漬けをいただく。

 

 

 

 

8.セットには漬物や餃子もついてくる

 

 



 

寿司に餃子ってミスマッチと言うなかれ。

羽根つき、そしてやり過ぎてないのが良かった。

 

 

皮ももちもちしていたんだよね。

ちょっとホッとできる餃子だったよ。

 

 

 

9.そして8貫のセットも



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これが握りの8貫セット

真ん中の赤い握りがちょっと良かった。

 

 

『マスのグラブラック』って言ってたな。

マスをラディッシュと調味料でづけにするんだって。

 

 

 

 

10.このお店のお寿司のキーワードは『熟成』

 

 

ここ、南米では珍しく魚を熟成させるお店。

個体差ある魚を高湿冷蔵庫で寝かせるんだとか。

 


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きちんとした技術と知識があるからできること。

本物を知る職人技術、南米でも珍しいんだとか。

(画像と熟成のことは無関係です)

 

 

 

11.なんちゃっても多い寿司屋さん

 


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寿司に限らず、一つ一つの再現性が高い。

食材調達が難しい中で、すごい事だなって思う。

 

 

日本を感じる寿司を味わうって意味では

ココに来る価値は絶対にあると思う。

 

 

 

 

12.メニューにはない『かぶと煮』

 

 

さすがに、アルゼンチンでは

魚の頭を食べるっていう文化はない。

 


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ウチら日本人のために作ってくれたかぶと煮

周りのスタッフも不思議がっていたのかもね。

 

 

寿司だけじゃない、こういう演出。

一瞬だけど、アルゼンチンにいることを忘れたかもね。

 

 

 

 

 

13.14歳のエンジンがかかる

 

 

このために、空腹のままやってきた14歳。

『もう少し食べられるかも』って言っていた。

 


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本人の希望で白身魚をお任せでいただく。

大満足なアルゼンチンの寿司との出会いになった。

 

 

また特別な時に来たいね。

こんなお店で働く知り合いがいるって自慢したくなる。

 

 

 

海外では海苔巻きの海苔がなぜ内側なのか。

そんな面白トークが聞きたい人は、行ってみるといいよ。



 

 

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