アルゼンチンへ 食文化と移住生活

父子でアルゼンチンへ。日々の生活の刺激と食習慣のこと

日本でも見かけたモノたちのお話

 

離れた2週間くらいは、おにぎりが夢に出てきた。今となっては、箸が正しく使えるのかという不安に駆られたりもする日々。

不思議なもので日本から離れてすぐは生活習慣のギャップのせいか、なぜか日本では何とも思ってなかったものが懐かしく見えてくるものだったりもする。

 

 

 

1.こっちで一番最初に入ったお店

 

一番最初に気になったお店だった。ひっきりなしに人が出入りすることが不思議だったが、その日は土曜日で翌日がお休みだったことも影響していたようである。

日曜日になると、ほとんどのお店が休みなのがアルゼンチン。休みとわかれば買い溜めに走るのは日本と同じ風景であった。

 

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今日はスプライト購入。60ペソ(当時1円=0.93ペソ)くらいだっただろうか。小さい缶で丁度いいと思うのだが、アルゼンチンではそういう需要はないらしく、冷えていたのはコレ一本だけだった。

大量にペットボトルや大瓶のビールを買い込む姿を見ていると納得してしまうが、コーラの消費大国という噂も伊達ではなかったということ。

 

2.日本の食材も買うことができる

 

こちらで出合った日本人の友人に日本食を専門で扱うメーカーを紹介していただいた。確かになんでも揃っていて手に入れることができる。値段はそれなりという覚悟が必要だが、日本のコメが安いことに驚いた。


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余り安いので名前の紹介は避けるが、日本で買うのと変わりがないのが不思議。仕入れの仕組みがどうなっているか知りたいところだが、食べることを優先することにした。

米の試食レポは別にする予定だが、副素材を車に積んで来てくれるので「何か欲しいのあるか?」と言われてしまえば、買わずにいられないという商売上手だった。

日本語堪能なドライバーもいることだし、これからもお世話になると思う。昭和の頃の豆腐屋(見たこともないが)みたいな出会いだった。

 

3.売店で買ってみた水の値段

 

サッカーグランドで待っている時間に売店を覗いてみた。値段が明記されていないので、しばらく観察しているといつも飲んでいるオレンジジュースが70ペソと聞こえてきた。

なので、水なら安いのかと決め込んでお兄さんに聞くと「100ペソ」との返事。ジュースよりも水が安いと決めつけた日本人の負けだった。

だったらジュースでいいや、がいえない日本人はあえなく水を100ペソで購入するのだった。

 

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こういう価格差の摩訶不思議なところがアルゼンチン。どうしても日本の感覚が通用しないので、やってみるしかない挑戦意欲を保つ自信も無くなってきたが、しばらくは続けていこうと思う。

 

4.損して得を摂れ

 

こっちの当たり前を知るまでに一周にどのくらいかかるものか、損して得を摂れの精神でやっていく必要がある。

暗黙の了解が凄いとも思うが、日本のコンビニで外国人は無味のシンプルな水を買えないと聞いたことがある。無色の味のついた水が多く存在するので、日本人でも買った水が甘かったってことも起こるのだから仕方のないこと。

どんなに聞いてもその状況を経験しないとわからない。そんな勉強期間をどれだけ小さな傷で過ごしていけるか、そんな生活になりそうな予感がしている。

 

 

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