アルゼンチンへ 食文化と移住生活

アルゼンチンに渡った父子の日々の刺激と食習慣のこと

【アルゼンチンのフットサル】時間とスケジュールのこと

 

アルゼンチン、日本とここが一番違うと思うところがある。アルゼンチンらしいというか、日本がちゃんとしてるというのか。

 

 

 

 

1.「ちゃんとしてる」とは

 

英語が話せるわけでもないが、英語には「ちゃんとしろ」の表現がないと聞いたことがある。確かに日本語の「ちゃんとする」って意味を伝えにくい言葉だと思う。

 

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日本ではサッカー指導者の「ちゃんとやれ」を何度も耳にしてきた。プレー云々というよりも、集団行動における言葉だったのかもしれない。

 

 

2.そして日本との違いとは

 

それは時間のこと。集合時間、試合時間ともそれ通りにスタートするってことがないのがアルゼンチン。集合時間直前にチーム仲間が誰もいないなんてことも茶飯事。


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試合の時間になると、最大2時間の遅れなんてこともある。夏場の夜の20時からの試合で90分遅れとか、大人ですらも眠くなってしまう。

これから寒くなるってことは、こういう時間の使い方も対策が必要になってくる。ただじっとしていてもプレーに差し支えることも出てきそうだから。

 

 

3.そして試合開始

 

我が家は呼ばれた場所に行くだけなので問題ないが、他の家庭がどういうツールで集合しているのかはわからない。今日は控えの方が多いくらいの人数で試合開始となった。


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そうなると指導者は起用方法に頭を悩ませる。全員使いたい、でも勝負だし負けたくない。試合状況が緊迫するほど、そっち方面のケアができなくなってくる。

今日がまさにそういう日だった。試合に数分しか出場機会のない選手が出てきて、親が指導者に何かを訴えている様子だった。どこの国でも起こりうるサッカーあるある、公平も難しいけど不公平には文句が出てしまう。

 

 

4.なんか後味の悪い試合だった

 

親が熱心すぎてレッドカードで退場になったり、日本ではあり得ないことが起こるのもアルゼンチン。それだけ本気で応援しているっていうこと。


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何を公平とするかという事でもあるけど、試合終了した途端に父兄がベンチに怒鳴り込むってのも、すごい光景を見た気がした。

5人しか出られない、でも試合に出られないのは不公平。どこまでいっても解決しないような問題、でも言うべきことは言うってのもアルゼンチン。中には舌打ちして会場を去る家族もいたかな。

 

5.普段からあまり見かけない顔ぶれも

 

練習でも会わない方々も中にはいる。そういう選手の扱いをどうするか、そこに指導者の権限がないってのが問題で、試合に参加できてしまうハードルの低さもこのトラブルの一つの原因。

勝ち負けのほかにも抱える問題、サッカー指導者の頭の痛いところを垣間見てしまい、フットサルを振り返ることもない1日だった。(動画もなしにしました)

 

 

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