駅から近いし、純喫茶の雰囲気も併せ持ったカフェがある。初めてこの街に降り立った夜の道で、暗めの照明で演出する営業するスタイルにちょっとだけ興味を持っていた。
1.そこは駅から直近の交差点
4月にこの街に来た時、ここに入ろうって13歳に声をかけた。すると、「ちょっと暗いから嫌だ」って言われたことを思い出す。看板はカフェってことなんだけど、子供には違う感じに見えたのかもしれない。
趣きのある店内は嫌いな雰囲気じゃないんだけど、洗練されたカフェとは一線を画すまさに純喫茶という風情。とはいっても、チェーンのお店なので他でも同じ店名で新しさを演出するお店もある。
2.そういえば近所にもあったっけ
雰囲気が全くの別物なので、同じ名前だとは思ってなかった。お店に入ってメニューを見てから気がついた。カフェに入るのに店名まで確認していないってのが、わかってしまう話だね。
Tienda de Cafe @Av.del Barco Centenera104
お店よりも上の階の歯医者の看板が目立つってのがその理由かもしれない。店内の雰囲気が一目できるので、吸い込まれてしまうようなエントランスだったんだね。
3.アイスコーヒーを見かけない問題
アルゼンチンでアイスコーヒーを見かけない。そこまで欲することもないんだけど、ないと思うと欲しくなるっていう海外生活あるある。Mcではアイスコーヒーをメニューで見かけたけれど、飲んでる人を見たことがない。
メニューのCOLDBREWってのがアイスコーヒーかもしれない。夏が来たら一回試してみても良いのかもしれない。アルゼンチン人にとっては、冷たい飲み物ならまずはコーラって話なのかもしれないね。
4.今日の注文は
学校送りの帰りのトイレ案件、なので長居する目的ではなかった。8時からの営業開始でまったりした時間だったけど、次第に席が埋まっていく感じだった。
Espresso 240peso (当時1円=1.018peso)
コーヒーを注文すると、お水も提供されるのがアルゼンチンのルール。しかもガス入りウォーターのところが多い。カフェでも水が有料で提供されるっていう、海外あるあるの基本形なのかもね。「サービスですよ」っていうアピールなのかもね。
5.店内の雰囲気
対応してくれたスタッフがまあまあのピリピリ感だったのは、朝だし仕方ないということにしておくけれど、落ち着いた雰囲気という意味では50代男性の使い勝手としては悪くないお店な気がする。
外からの視認性がある割には席数もそれほど多くないので、いつもいっぱいな印象があるお店なのかもしれない。「流行ってるお店」として混雑をアピールするなら作戦として間違いではないと思うけど。
6.交通の便もいい
駅の前でバス停も近いとなれば、お客さんは近場の人だけじゃないっていう立地条件。8時の開店と同時に席が埋まるってのも頷ける。いろんな使われ方をされるお店だってことは、過ごしているうちに気づいたこと。
今はもう値上げしてるだろうけど、240pesoでコーヒーをいただくトイレ案件。ほんの数か月で価格が上がり幅がすごいってのがアルゼンチンのインフレ事情。前回の価格と比較しながら見ていくのも面白いかもしれないね。
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