アルゼンチンへ 食文化と移住生活

アルゼンチンに渡った父子の日々の刺激と食習慣のこと

11人制の試合に参加させてもらった

 

週末はあちこちでサッカーの試合が開催される。ホストの人脈で参加できる試合があるというので急遽参加することになった。このフリーな感じもアルゼンチンの良い所で、来る者をみんなが受け入れる、そんな風潮があることも日本にない文化だと思う。

 

 

1.11人制はほぼ未経験

 

日本の小学生世代は8人制が主流なので、11人制のサッカーをした経験がほとんどない。ピッチが広くなることも相まって、考え方を切り替える必要もあった。

 

f:id:NOV2008:20220316225823j:image

 

突然の参加なので、当然知り合いはほとんどいない。そんな中でどんなチームなのかもわからずにプレーをする。メンタル面でもいい経験になるであろう一日になりそうだ。

 

2.サッカーが8人制から11人制になること

 

日本の小学生は、単純に3人増えるという認識で大抵は混乱する。8人制なら真ん中に立つ選手がキーになって球を集めて、攻守の運動量で試合を動かす。でも11人制になればプレーをしない時間を作ることもペース配分では大事なことになる。

 

3.仲間たちが来てくれた


f:id:NOV2008:20220316225834j:image

 

フットサルでプレーする仲間たちも来てくれた。実は趣旨がわからず会場に来ていたのだが、ホストが声をかけて参加を促してくれていたようだったし、これは心強かった。

知らない中でプレーするには、心理面が大きく影響するもの。ましてや言葉も伝わらない中なので、自分のペースでプレーすることのメンタルトレーニングにもなる。

 

4.今日の背番号は


f:id:NOV2008:20220316225816j:image

 

今日の背番号は9だけどパンツは8(笑)。そこにあるサイズでユニフォームを合わせればそんなこともある。でも違うユニフォームを着ることって、気持ちを新たにプレーするという意味では貴重な経験。着慣れたものもいいけど、これで気持ちが切り替わるというメリットもある気がする。

 

5.今日のハイライト

 

ピッチはそこまで広さを感じないし、ボールが大きくなっている違和感も感じなかった。環境に順応していたということと前向きに捉える。サイドハーフというポジションは信頼がないとボールが来ない。序盤はそんな展開だったが、段々とボールに関わる時間が増えていった。

 

前半のハイライト

https://youtu.be/fY4jjKDByfI

 

後半のハイライト

https://youtu.be/P86DW0G48nY

 

 

6.そして結果は


f:id:NOV2008:20220316225819j:image

 

結果はいつもの友達3人で4ゴールの活躍で勝つことができた。飛び入りの混成チームでも試合が終われば仲間になれる。スポーツの素晴らしさを感じる瞬間だと思う。

この経験が重要で、試合の途中出場でもチームの雰囲気を変えるだけのプレーをできるかどうか、そんなメンタルにも似ている気がする。

 

 

7.途中からはHaru!!の声援も

 

プレーを見ていたギャラリーから「Haru!」の声があちこちから聞こえてきた。どこで名前を知ったかわからないけど、すごくありがたいなぁと感じた。

覚えてもらえるプレーができたということ。親も顔バレしているのか、すぐにギャラリーが「Bueno!」と声をかけてくれた(と思う)。

仲には「Chino!」と言っている声も聞こえてはいた。当然アジア=中国という思い込みなので、気にもしていなかった。すると仲間の父兄たちが「No Chino!Japon、Japon!!」と言い直してくれていたのもありがたかった。

 

f:id:NOV2008:20220316225831j:image

 

こっちとしては、アジアという括りで覚えてもらったんだからそれで良い。スポーツは全てにおいて平等だし、「中国だと思った」ことは自然なことだからね。

そんなことより、今日のプレーで「また来ていいよ」って言われることが今日の一番の財産であり、Japonであることをインプットすることができれば良いんだから。

そんなことを感じた日曜日だった。