海を超えるって凄いことなんだなと実感する出来事。アルゼンチンの郵便事情を信頼していなかったせいか、何でもないことで感動できるんだなって思ったんだ。
≪お詫び≫
この後に登場する「メーテル」ですが、実は「メーテル」ではなかったことが判明しました。謹んでお詫びしつつ、訂正せず面白いのでそのままにしておきますのでご承知おきください。
1.アルゼンチンの郵便事情
今の家で生活するようになって半年、一度も郵便物が届いたことがない。集合住宅にポストなんかないし、配達しても建物に郵便屋さんが入ることだってできないんだからね。
郵便局は街中で見かけるけれど、未だにどう利用すればいいのかもわからない。入口で整理券を取って待つ以外にどうすればいいのかも謎(笑)。そもそも郵便が機能しているのかという疑問を抱いているので、利用することもなく今日に至っている。
2.アルゼンチンの玉ねぎの価格
日本の春の時期の玉ねぎの価格高騰にも驚いたけど、最近のアルゼンチンの玉ねぎもちょっと高いと感じている。1㌔で380peso(当時1円=1.028peso)って、あまり記憶にないけれど一番安い時の2倍近い気がするんだが。
※ 我が家の自炊の様子
と言っても、天候不順とかではなくインフレが原因なのがアルゼンチン。気づくとあっという間に値段が上がっていくっていう仕組み。交通機関でさえ、50%の値上げとかがニュースになるけど、普通だったりもする風潮。
3.そしてメーテルからの手紙
※ メーテルの正体はこんな人
日本のメーテル ↑ から絵はがきが届いたんだ。住所は伝えてあったんだけど半信半疑だった。そろそろな予感はしていたものの、ポストもないのにどう届くのかと思っていたら、住宅の守衛さんが預かって手渡ししてくれた(笑)。返事も書きたいけど、どうしたらいいのかもわからんからDMで返事したけどね。
https://twitter.com/Rosary_?s=20&t=rPjs-sL8x-jMdKeQev4nCA
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そこにはメーテルがいるだけの絵葉書。でも、日本の70円切手で海を渡って何人もの手を伝わってくるってことがすごいと思ったよ。そこが一番感動したんだけど、13歳はコレを見て「何でメーテルって顔にケガしてるの?」が一番の疑問だったみたい。そういえば、父は原作を読んだことがなかったんだったわ。
4.アルゼンチンは地球の裏側
半年が経過して、日本から一番遠い場所にいる感覚もなくなっていた。しかも日本語からも離れているから、「忘れられている」ような錯覚も起こっていたという現実。なんだか一枚の絵葉書でいろいろ思い出すことができた。
正直言って、不便なことしかないのがアルゼンチン。こっちならではの文化にも慣れてきたし、何よりも危険な目に遭っていないって事に感謝しかない。何もわからないのに事件に巻き込まれていたら、心折れるのが目に見えているからね。言葉がないのに伝わる絵はがきで親子ともども勇気づけられたよ。
これからも上を向いて生活していこうって思うんだ。
5.note&twitterも更新しています
↓ むっちゃんの名付け親がメーテルです。