冬休みってことはアルゼンチンも冬のピーク。我が家では特に立派な暖房器具もないままま冬を過ごしていたので、何とかなりそうかなぁと思った矢先のことだった。
- 1．それは突然の出来事だった
- 2．ところが悪寒が激しさを増す
- 3．日本から持ってきていたコレ
- 4．なんとか薬局までたどり着く
- 5．これが解熱剤
- 6．自分用の食事はバナナ
- 7．夕飯は生姜だんご鍋
- 8．note＆Twitterも更新しています
1．それは突然の出来事だった
夕飯も終わり、シャワーでも浴びようかなという時間。浴槽もないから風呂ではなく、シャワーってことになるんだけど、これがちょっとした苦行だったりする。寒さを感じつつ浴びるシャワーも冬はちょっと辛いもの。
スペアリブで酢豚を作ってたなんて、病気になる前の人の料理とは思えない。本当に食事が終わるまでは何ともなかったんだ。シャワーを浴びたら急に寒気がし始めたんだよね。すぐに寝れば治る、そんなレベルでしか考えてなかった。
2．ところが悪寒が激しさを増す
夜中に寒気で目が覚める、初めての経験にちょっと異変を感じた。震えが止まらないけど、13歳を起こすわけにもいかないので、とにかく厚着して過ごすしかなかった夜。
こういう時の海外生活、いろんな不安が頭を過るんだよね。13歳の体調不良ならサポートのアイデアもあるけれど、自分がそうなると最悪な想定をしてしまったりもする。それだけで寝てられなくなるんだけどね。
3．日本から持ってきていたコレ
日本でも必ず買い置きしていたカイロ。これをカラダに貼って温めて悪寒を止めようっていう作戦。そういえばアルゼンチンでカイロが売ってるのを見かけたことがないってことは、あまり需要もないってことなのかね。
日本から持ってきていたカイロを装備しつつ、体温を図ったら40度を超えていた。これは体温計の間違いだと思い込むことにして、とにかく布団にくるまって避難することを優先した。体温計って自覚を促す以外に何もいいことない道具なんだよね（笑）。
4．なんとか薬局までたどり着く
アルゼンチンの薬局は24時間で対応してくれることも多い。とはいえ、夜中の体温40度超えで薬を買いに出かけることも出来ず、朝になってから薬局に向かったという作戦だった。
※ 初めて買った薬のこと
「アルゼンチンの薬の効果がすごい」そんな情報は仕入れていたので、解熱効果についてもちょっと期待していた。悪寒がするっていうだけで、食欲はしっかりあったんだからね。
5．これが解熱剤
解熱剤というと箱とかがなくて、こういうのを渡してくれる。10錠で300peso（当時1円＝1.023peso）くらいだったか、価格的にも優しい配慮だと思うけど。
一回一錠を8時間おきにっていう指示。飲んだ時はちゃんと下がる、でも8時間後にはまた熱が上がる。そんな症状の繰り返しでこれをもう一回買うくらいまで体調不良が続いてしまっていた。
6．自分用の食事はバナナ
食欲があっても自分に作ろうなんて思わないし思えない。食べたいものが思いつかないんだから、無理しなくていいやって思うのも普通のこと。そんな体調でも学校の送迎が無くなることはないからね。
学校に送った帰りにバナナを購入。これで一日を凌いだような気がする。思いがけないところで父の悪寒って案件。学校までちゃんと40分歩いて送り届けたりもしていたけど、サッカー練習は一日だけお休みさせていただいた。
7．夕飯は生姜だんご鍋
これなら簡単だ、っていうだけの夕飯のメニュー。ちょっと体調も良くなっていたけど、まだ動きが鈍い感じが残っているし、微熱も続いているけど休んでもいられないからね。
野菜がくたくたになった温かいスープがあれば、13歳は何でも満足してくれるから、こういう落としどころになるっていうのも必然。画像ではわかりにくいけど、生姜は千切りにして相当な量を入れている。
結局、体調が戻るまでに5日くらい掛かったかな。食事の支度以外は何もできません、っていう日が続いていたからね。健康が一番、体調を崩す度にこれを感じるのは海外でも同じだよね。
8．note＆Twitterも更新しています
