いろいろと取り上げていただいたマタンブレの記事。前回は牛肉の部位の紹介だったので、今回は調理方法についても少しだけご紹介していきたい。
1.またもマタンブレ
まな板よりも大きいマタンブレの登場。これも1㌔くらいの大きさだったと思う。見ての通り薄くて盤面が大きい上に、脂身が大きいのとスジがあるので使える箇所と後日スープに回る箇所を分けていく。
ちょっと肉厚な部分をシチューにしていく。肉の繊維の目を気にしながら、繊維に逆らって包丁を入れていくと、食感の固さが歯ごたえに変わってくる。肉の柔らかさって切り方も重要なんだなっていう勉強にもなる。
2.フライパンで炒めていく
前回は鍋でそのまま炒めていったけど、ちょっと焼き目を入れたくてフライパンが登場する。にんにくで香りづけしながら炒めることにした。
※前回の様子
結果としてはフライパンの有無はどっちでもいい(笑)。ここで火入れしておくと鍋に移してから煮込みに入れるっていう作業上の問題だけかもしれない。余計な脂肪分を落としてっていうメリットもあるかもね。
3.鍋で煮込んでいく
香味野菜になりそうなネギの青い部分と玉ねぎを入れて煮込んでいく。途中で灰汁取りしながらじっくり煮込んでいくと肉も柔らかくなっていく。圧力鍋とかあると、時短になるのかもね。
水のままできるだけ煮込んでいく。味は塩こしょうの下味程度で良い。時間があるなら火から外して少し休ませたり、夕飯時間まで冷蔵庫に入れておくとかすると野菜のくたくたも良い感じになっていく。
4.冷ましてもう一回火にかける
火にかけたらトマトピューレを入れていく。分量はそこにあるひと缶分とかでいい。そこで味見しながら塩を足していけばいいのでシビアに分量を量る必要もないのが我が家流。
人参とか根菜系は先に、レンズ豆とかパプリカ(ここではポワロ葱も)とかは後からでも大丈夫。彩りとか仕上がりを見て、冷蔵庫にあるものを入れてしまえば効率的でしょ。何を入れてもマタンブレから旨味が出るので失敗なく美味しくなります。
5.そして翌朝がもっと美味しい
翌朝になると肉がほぐれてくるのがマタンブレ。火入れと冷やしを繰り返すと良い感じになっていくのがわかる。ここでカレー粉を足してトマトカレーにするのも良い。
この日はそぼろご飯とトマトシチュー。野菜も摂れるし、肉の固さも段々感じなくなるのが良いよね。夏場はそんなに保存できないけど、保存の仕方次第で翌日中くらいなら大丈夫。冷凍で試したいけど、我が家はそんな余裕もなく二人で完食してしまう。
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