またもやありがたい牛肉の部位に出会ってしまったお話。以前にお送りしたマタンブレよりも手軽で簡単に料理にできる部位なので紹介していきたい。
- 1.その名もosobuco
- 2.osobuco とは
- 3.大きめの鍋に入れる
- 4.鍋に水を加えていく
- 5.今日はトマトのシチューで
- 6.45分~60分くらい煮込んでみた
- 7.豪華(に見える)夕食
- 8.note&Twitterも更新しています
※マタンブレのお話
1.その名もosobuco
大きめのスーパーでこんなものを見つけたんだ。骨付きの大ぶりの部位「osobuco」って書いてあったものの、何だかわからずにスルーしていたんだよね。
骨付きとはいえ、3枚入って515peso(当時1円=1.041peso)なら迷うことなく購入。よくみれば1㌔=815pesoって書いてあるね。この時点ではどう使おうかなんて考えずに買ってたっていうチャレンジ精神。
2.osobuco とは
牛肉のすね肉にあたる部位。すねを輪切りにするっていう、想像すると何とも痛いとも思う場所。肉の専門店に行ってもショーケースで見かけていたけど、名前が何だかわからなかったんだよね。
まずは早速だけどフライパンで焼いてみた。塩胡椒でシンプルに焼いていく。とにかく表面に焼き目がつけばそれでいい。肉の火加減とかはシビアに考える必要がないから、パパ料理にぴったりでしょ。
3.大きめの鍋に入れる
焼いたすね肉と玉ねぎを大きめの鍋に入れていく。試しに赤ワインを入れてみたけど、これはフライパンで入れた方が良いかもしれない。玉ねぎがくたっとするくらいまで火入れしていく。
ここでニンニクが入ってもいい。玉ねぎを焦がさないレベルで様子を見ながら火入れしていく。ちょっと手が離せないけど、ここができると後の作業は難しくないので我慢してみる。
4.鍋に水を加えていく
最初は材料が浸るくらいの水を入れて煮る。牛骨なので沸いてくると灰汁が出るので、根気よく灰汁をすくっていくっていう作業。濁らないレベルで神経質になりすぎない程度で良いけど、数回に分けて取る必要がある。
灰汁取りできたら根菜(ここでは人参)を入れていく。野菜はお好みで良いけど、我が家は大量に作って数回に分けて食べるので、じゃがいも(芋系)は入れないことにしている。入れると劣化が早まるって聞いたことがあるからね。
5.今日はトマトのシチューで
アルゼンチンのお手頃価格のトマトピューレ。60pesoくらいで売っているやつで、なかなか日本ではこの価格で手に入らないでしょ。余らせても使い道に困るので1パック全て入れてしまう。
ピューレなので勝手にもったりしたトマトシチューが出来上がる。火入れしている間にピューレが跳ねることがあるのでご注意。あとは火加減が強すぎないように注意しながらじっくり煮込んでいくだけ。
6.45分~60分くらい煮込んでみた
小一時間くらい煮込んだ(と思う)。肉からも味がしっかり出るので、味見しながら塩を足していく。フライパンで肉を焼く時に、強めの塩がしてあるとほとんどそのままで頂ける味にあると思う。
ここではガルバンゾ(ひよこ豆)やインゲンを入れているけどお好みで。特にインゲンは後から乗せるだけで色目の飾りにはなるので、ここで入れるのは早いかもね。豆が入るとカラダに良さそうな感じがするから入れるというだけ(笑)。
7.豪華(に見える)夕食
工程が簡単なのに、豪華に見えるシチューができた。野菜を切るのもざっくりで良いし、何よりコスパがいいのが嬉しいでしょ。玉ねぎ以外は冷蔵庫にあるもので使い切ってください。
煮込むほどに肉が食べやすくなる。スジの強い部位でもあるので、焦がさずに煮込んでいくのが大事なポイント。それ以外は失敗しようもないので、料理の苦手な男子でもお手軽に作れる料理になると思うんだ。
8.note&Twitterも更新しています